看護師から美容看護師へ転職する際の応募から入職までの流れを5つのステップでご紹介します!

転職マニュアル

看護師から美容看護師に転職する際に気になるのが、応募から入職の流れ。そこで今回の記事では転職する際の応募から入職までの流れを5つのステップでご紹介します。
 
美容看護師になるメリットや、現職を退職する際の流れも合わせて解説しているのでご参考にしてください。
 
今回の記事を読むと分かること
 

  • 看護師から美容看護師へ転職する際の応募から入職までの流れ
  • 効率よく転職するための考え方
  • 美容看護師へ転職する際のメリット・デメリット
 
 

現在の職場を退職する流れ


美容看護師に転職する際は看護師を退職する際の流れを知っておく必要があります。具体的には下記の手順で退職するのが一般的な流れです。
 
  • 就業規則を確認した上で退職希望日を決める
  • 退職の意思と退職理由を直属の上司へ報告する
  • 病院側と打ち合わせて仕事の引継ぎや、正式な退職日の詳細を決定する
  • 退職願の作成、手渡しでの提出
  • 退職日をもって退職
 
これらの流れをあらかじめ把握しておくことで、より退職時のイメージが掴みやすくなります。それぞれの手順はどれも重要度が高いのでしっかりと把握しておきましょう。
 
 

看護師から美容看護師に転職する際の5つのステップ

 
看護師から美容看護師に転職する際はしっかりと流れを理解する必要があります。転職の流れを理解しておくとよりスムーズに転職を図れるので効率的です。
 
ここからは1つ1つの手順を細かく解説するので、転職を検討している場合はしっかりと確認しましょう。
 
 

どのような就職先に転職したいか具体的にイメージする

 
美容看護師に転職する場合は、どのような就職先に転職したいのか具体的に洗い出しましょう。そこで、下記の形でイメージすることがおすすめです。
 
  • やりがいを重視できる職場で働きたいのか
  • 今よりも勤務時間が短いクリニックで働きたいのか
  • 給与や待遇面がさらに高いクリニックで働きたいのか
  • 美容皮膚科で働きたいのか、美容外科で働きたいのか
 
これらを考えておくと、自分の理想としている職場のイメージ像が浮かびやすくなるので、美容看護師に転職する場合は必ず考えておくことが大切です。
 
 

転職に関する情報収集を行う

 
自分が転職したい職場の就職先のイメージができた後は、転職に関する情報収集を始めましょう。転職サイトや自分が気になる企業のホームページを見て、自分の理想に合うかどうか確かめることが大切です。
 
また、「転職会議」などの転職口コミサイトを確認することも重要です。転職サイトなどにはないリアルな情報が載っているので、より細かいリサーチをする際に役立ちます。
 

 

転職サイトやエージェントを活用して複数の会社へ応募してみる


 
ある程度、企業のリサーチが終わった後は転職サイトやエージェントを活用して応募を開始します。転職サイトとエージェントを併用することで、より転職の幅を広げることができるのでおすすめです。
 
転職サイトとエージェントを併用すると、今まで知らなかった企業を知ることができるためどちらか片方のみを使うよりも効率的です。
 
 

実際に面接を受ける

 
複数の企業に応募した後は実際に面接を受けましょう。在職中であれば、仕事に支障が出ないようにスケジューリングすることが大切です。あまり無理をして面接の数を増やしてしまうと体力的にも疲れてしまいます。
 
できれば最初は2~3社程度に絞り、応募理由や対策を細かくした上で臨みましょう。あまりに応募数を増やすとその分、リサーチなどが必要になり転職の効率が下がるので注意が必要です。
 
 

面接突破で内定

 
晴れて面接を突破して、お互いで勤務条件などが了承できれば内定です。入職に伴って細かい書類作成があるので、内定先の企業の指示に従い手続きを行いましょう。入社後は研修などもある場合がほとんどなので、研修についてもあらかじめ聞いておくとベストです。
 
ここまでのまとめ
 
  • 美容看護師へ転職する際は細かいイメージをすることが重要
  • 効率よく転職を図る際は転職サイトとエージェントを併用する
  • 面接の数を増やし過ぎると、予定が圧迫されるので注意が必要
 
 

美容クリニックの看護師として働くメリット・デメリットについて

 
美容外科の看護師として働く場合はメリットが存在しますが、同時にデメリットもあるのが事実です。そこでここからは、美容外科の看護師として働くメリット・デメリットを詳しく解説します。
 
美容外科の看護師として働くメリット・デメリットをあらかじめ理解しておくことで、実際に働く際のイメージもしやすくなるので、是非ご参考にして下さい。
 
 

メリット

給与水準が高い

美容看護師の平均年収は約456万円と言われています。夜勤や交替勤務がない上で高収入が狙えるのでさらに高い収入を目指したい方におすすめです。
 
※出典:https://www.kango-roo.com/km/biyou/
 
 

生活リズムが整う

 
夜勤がなく、勤務時間が日中で固定されているので、夜はしっかりと睡眠をとることができます。今まで美容へ転職された方は生活リズムが整う事で、「お肌がきれいになった」や「化粧のノリが良くなった」といった声もよく聞きます。
 
 

最新施術をタダで受けられる可能性も

 
美容関連のお仕事をするので、福利厚生で美容の施術を受けられる場合もあります。勤務するクリニックにもよりますが、美容の施術を半額や無料で受ける事ができるクリニックも多いです。
 
また、研修の際に施術を体験してもらうクリニックもあったりするので、働きながら美しくなれるのも魅力の一つです。
 
 

時間外勤務が無く安定して働ける


美容クリニックは完全予約制となっており、飛び込みの外来が基本的に発生しないようになっています。一般の医院と違って急患もないので、安定したスケジュールで働けることも美容看護師のメリットの1つです。
 
 

デメリット

看護師よりも高い接客スキルを求められる

美容看護師ではお客さん1人1人が自分の売上と直結してくるので、看護師よりも高い接客スキルを求められます。美容クリニックのお客さんは美容に関して意識の高い方も多いので、細心の注意が必要です。
 
実際に看護師時代では問題のなかった対応でも、美容クリニックではNGなことが多いです。接客態度が少し良くなかったり、施術中のミスがあったりすると、それだけでもお客さんが離れてしまう原因になります。
 
また患者様が高いお金を払って来院されるため、患者側の方が立場が優位となり、クレーム対応なども場合によっては必要となります。
 
 

看護師としての臨床には入らない

認定看護師などの資格を取りたい場合はキャリアとして活きない可能性もあります。なので将来的なキャリアを考えて選ぶ必要があります。
 
ここまでのまとめ
 
  • 平均年収は約456万円と高い水準にある
  • 急患などもないので安心して働ける
  • 働きながらキレイになれる
  • 高い接客水準を求められる
  • 看護師としての臨床には入らない
 

まとめ

 
今回の記事では、看護師から美容看護師へ転職する際の応募から入職までの流れをご紹介しました。1つ1つの流れを細かく説明しているので、転職の際のイメージがしやすくなります。
 
看護師から美容看護師へ転職する際は、メリット・デメリットを踏まえた上で明確な転職のイメージを掴むことが大切です。
 
「美容看護師に転職すれば状況が良くなる」と考えるのではなく、しっかりと自分の状況と照らし合わせた上で自分の納得できる転職をしましょう。