看護師から美容看護師へ転職する際の必要書類の作り方をご紹介!書類作成時のNGな行動についても解説!
転職マニュアル
看護師から美容看護師に転職する際に気になるのが必要書類の作り方。必要書類を作る際のステップや注意点を理解しておくと、さらに効率よく転職を果たすことが可能です。
今回の記事では看護師から美容看護師へ転職する際に必要な書類の作り方についてご紹介します。必要書類を作る際にやりがちなNG行動についても記載しているので、看護師から美容看護師へ転職する際のご参考にしてください。
今回の記事を読むと分かること
- 看護師から美容看護師へ転職する際に必要な書類の作り方
- 必要な書類の種類
- 必要な書類を作る際の注意点
看護師から美容看護師へ転職する際に必要な書類の作り方について
看護師から美容看護師へ転職する際には下記の書類が必要となります。
- 履歴書
- 職務経歴書
- 看護師免許証
これらの書類を上手く作ることでよりスムーズに転職を果たすことが可能です。ここからはそれぞれの書類の作り方や大切なポイントについて解説するので1つずつ確認していきましょう。
履歴書
・作成する際のステップや特に大切なポイントについて解説する
履歴書を作成する場合は下記のステップで作成を行いましょう。
- 履歴書、スーツ姿で撮影した証明写真を用意する
- 履歴書を手書きで記入する。日付、住所、電話番号、通勤時間など細かいところまで確認して記入する
- 全て記入し終えた後は必ず一度すべて見直す。もし、間違いがあった場合は別の履歴書で書き直す。
また、履歴書を作成する場合は、自分がしたいことや得意なことをただ書くのではなくクリニックのメリットになることを書きましょう。美容看護師では接客態度やスキルが求められるので、コミュニケーションや接客が得意な旨をアピールすると効果的です。
【書類選考突破に最も大事なのは「志望動機」】 書類選考で落ちる方は特に志望動機の欄が不十分な事が多いです。「なぜこのクリニックではないとダメなのか」という理由を必ず記載しましょう。空白は絶対NGです。 例:美容の施術を受けて美容クリニックで勤務したいと思いましたので、志望いたしました。→「志望してくれたけど他のクリニックでも良いよね。」(落選理由) 例:貴院のHPを拝見させていただき、理念である【〇〇〇〇】という理念に共感いたしましたので、志望いたしました。→「本当に来たいという思いが伝わった」(通過理由) |
職務経歴書
職務経歴書を作成する場合は下記のステップで作成を行いましょう。
- 職務経歴書は書き込む量が多いので、職務経歴書のテンプレートをWord形式でダウンロードする
- 記入日や名前を記入した後、自分の職務経歴を時系列順に記入する
- 活かせる資格やPCスキル場合がある場合は記入する
- 自己PRの部分は簡潔かつ、履歴書と内容が被らないように記入する
- 最後にすべて見直し、内容のミスや抜けが無いか確認する
職務経歴書を書く際に特に意識するポイントとしては、見やすく書くことが挙げられます。特に自分の職務経歴書を記入する際は箇条書きで書くと相手に伝えやすいです。不要な情報を入れてしまうと読み辛いので、必要なポイントのみ記入しましょう。
【職務経歴書は出来る限り「簡潔」に】 病棟で得たスキルを多く書いたせいで職務経歴書が2,3枚と増えてしまい見づらい職務経歴書になっている方が多くいます。 病棟でのスキルが多いに越したことはありませんが、大事なのは面接官が見やすいかどうかです。 面接書類を出来るだけ少なく、細部まで丁寧に作成することで面接官は「この人は人をおもいやれる人だな。細かい所まで丁寧に仕事してくれそうだ。」と思っていただけるので、書類選考も通過しやすくなります。 |
看護師免許証
看護師から美容看護師に転職する際は看護師免許証が必要となります。本籍地都道府県や姓名などを変更した方は更新が必要となるので注意が必要です。
更新の必要がある方は下記の持ち物を持参の上で、管轄の保健所か住所地の管轄にある保健所で更新を行いましょう。
- 申請用紙 (各保健所に準備されているものを使用)
- 看護師免許証 (コピー不可)
- 戸籍謄本または抄本1部 (取得6ヵ月以内のもの)
- 印鑑 (シャチハタ不可)
- 収入印紙(変更箇所1つに付き1,000円)
ここまでのまとめ
- 履歴書を作成する場合はクリニックのメリットになる自己PRを書く
- 職務経歴書を作成する際は箇条書きなども使用して見やすくする
- 看護師免許証は住所変更や氏名が変わっていた場合は必ず更新する
必要書類を作る際にNGな行動5選
看護師から美容看護師に転職する際にNGな行動としては下記の3つが挙げられます。
- 誤字・脱字の際に修正ペンで直す
- 必要以上に書類の枚数を増やす
- 志望動機を使いまわす
- 病棟とクリニックの違いを理解してない上での自己PR
- 実際の経歴と話している内容に矛盾がある
これらの行動をしてしまうと、看護師から美容看護師への転職が難しくなります。ここからはそれぞれのNG行動の特徴や対策法について詳しく解説するので、書類作成時のご参考にしてください。
誤字・脱字の際に修正ペンで直す
履歴書や職務経歴書を執筆した後に誤字・脱字を修正ペンで直してしまうと、採用者からの評価が下がります。修正ペンだけではなく、修正液や二重線での消去もNGです。
履歴書や職務経歴書を作成する際の礼儀となっているので、誤字脱字があった場合は作り直すか、修正の上で執筆し直しましょう。このような事態にならないためにも、書類作成後は必ず自己チェックしてから執筆することが大切です。
必要以上に書類の枚数を増やす
自分の経歴やアピールポイントを増やすために必要以上に書類を作成し、書類の枚数を増やす方がいますが、こちらもNGな行動になります。必要以上に書類があると読み辛い上に何が強みなのか伝わってきません。
そこで、履歴書や職務経歴書を作成する場合は必要な情報を最低限にまとめ、本当にアピールしたい部分だけ記入するように心掛けましょう。書類を書く負担が減る上に、採用者も読むのが楽になるので、お互いにメリットに繋がります。
志望動機を使いまわす
稀にクリニックごとに志望動機を使いまわす転職希望者がいますが、こちらもNGな行動になります。採用者は日頃多くの履歴書や職務経歴書を見ているので、使いまわしている部分などに敏感です。もし気付かれてしまうと、それだけで評価が下がります。
志望動機を使いまわすと書類を書くことが楽になりますが、評価が下がって意味がありません。そのため、必ず志望するクリニックを分析した上で、クリニックごとの志望動機や自己PRを記入して応募することが大切です。
病棟とクリニックの違いを理解してない
「病棟ではこんなことができたので、美容では〇〇ができ、貴院にも貢献できると思っております!」というような自己PRをする方が多いです。しかし、病棟と美容クリニックは業務内容も大きく変わりますので、自分の強みを伝えているつもりでも「病棟と美容クリニックの違いを分かっていないのか?」と思われ印象を悪くすることがあります。
面接官は美容業界で何年もお仕事をしている人が行いますので、これらの内容を伝える時には美容での業務内容などをしっかり下調べした上で発言しましょう。
実際の経歴と話している内容に矛盾がある
あなたの書類や自己PRを見るのは第三者です。第三者からどう思われるかをよく考えましょう。よくある要注意な自己PR例を掲載しておきますので参考にしてください。
臨床経験1年の看護師「私は忍耐強く、物事を続けていくことができますので、貴院でも頑張って仕事を続けていくことができます」
⇒1年で辞めているのに、忍耐強いとは第3者から見て思えない。
臨床経験2年の看護師「病棟看護師としては基本的な事を全て学びましたので、この経験を活かし美容クリニックでも頑張りたいです」
⇒2年で病棟の何を学んだの?(世間的に3年以上で1人前だと考えられている)
ここまでのまとめ
- 誤字・脱字がある場合は新しい書類に書き直す
- 書類を作成する場合は自己PRの部分が膨らみ過ぎないように必要最低限の内容にする
- クリニックごとの志望動機は使いまわさず、それぞれのクリニックの志望動機を書く
- 病棟と美容クリニックの仕事内容の違いをしっかり調べておく
- 自分の経歴に合った自己PRを考える(背伸びしない)。
まとめ
今回の記事では看護師から美容看護師へ転職する際の必要書類の作り方をご紹介しました。それぞれの書類を作成する際のステップや大切なポイントを抑えた内容になっています。また、必要書類を作成する際のNG行動についても記載しているので、今回の記事を読むことで安心して必要書類を作ることが可能です。
看護師から美容看護師へ転職する際は1つ工夫を加えることで、採用者からの印象も変わります。そのため、今回の記事を読んで、さらに採用者に評価される必要書類を作成してみましょう。